よくある質問 メンズクリニックについて （NSV法 パイプカット手術）

「ほぼ無痛」の方が正解かも知れません。人によって「違和感」を痛みと感じる方もいますが、現在、局所麻酔のクリームと注射針を用いないジェット噴射式の麻酔器を使用し、さらに通常の局所麻酔をバックアップで準備しています。麻酔に関しては万全の備えで対応しますので心配ありません。

メスを使用しないNSV法は日本以外では普及していますが、日本ではNSV法は普及していません。
理由の一つはパイプカット手術自体が日本では普及していないので、手術法を工夫したり、新しい方法を取り入れるほど 熱心に取り組んでいないからかもしれません。当院では当初よりこのNSV法を採用しています。

術前に診察を希望される方は約10％です。
約90％の方はネットで手術を決めて、手術当日に初めて来院されます。
当日来院されるほとんどの方は事前にメールで質問事項を十分にやり取りして、納得の上で予約されています。
都内近郊の方は事前に診察を希望されて来院されることもあります。手術前に来院された方のほとんどが納得され、「手術予約」されてお帰りになります。

当クリニックの方針としては、既婚者でも未婚者でもご本人の希望があればどなたでも手術可能です。年齢や子供数などの手術の条件は当クリニックにはありません。

さまざまな回答をいただいておりますぎご最も多いのは、「NSV手術がよいと考えた」からです。
他には、
・痛みに弱いので痛くない手術がありがたい
・口コミの多さで安心した
・ホームページを見て納得した
・実際に手術を当クリニックで受けた友人の勧めで
・パートナーが色々検索して選んでくれた
・費用が適正だから
といった理由で選ばれています。

当クリニックのNSV手術での実績では、避妊の目的は100%達成しています。手術の失敗はありません。色々な文献やホームページをみると0.2%の確率で失敗があると言われていますが、その中には未熟な手術による失敗があるのかもしれません。

手術に伴う合併症は一般に出血・感染・疼痛です。出血術中に丁寧に止血操作しますので、問題はありません。時に局所麻酔の際に内出血することがありますが、手術の成否に全く関係ありません。 また術後に問題を残すようなこともありません。
術後の感染は入浴に起因するものがあります。シャワー浴だけでは感染することは殆どありません。銭湯・温泉・サウナ・スイミングプールこれらは縫合糸の脱落・抜糸するまで禁止です。
疼痛は術後の炎症の遷延・慢性陰嚢疼痛として一定の率で発生しますが、稀ですので神経質になる必要はありません。これらの後遺症もNSV法では従来法での手術と比較し低いと報告されています。

手術後も精巣で精子は造られますが、出番のない精子は分解吸収されます。身体に全く影響ありません。

はい、精子を含まない精液が前立腺・精嚢腺より分泌されます。

工夫された麻酔法で、麻酔も手術も痛みはほとんどありません。術後は個人差がありますが、術後も楽でしたという方が大半です。

メスは使いませんが、鍵穴を塞ぐために縫合をします。また、縫合に使用する縫合糸は自然に溶ける糸を使用しますので、抜糸は基本的に必要ありません。

メスで切開しないので、傷跡はほぼ残りません。
ケロイドになった方の経験もありません。

タイミングがよければ可能です。
診療日時が限定的ですので、ご希望の手術日時の2～3週間前までにお願いします。
ご予約の際は、必ず第3希望まで入力して下さい。「診察のみ」のご予約も同様です。

費用については、私自身は適正、むしろ「安い」と思っています。
私が大学病院での研修医時代、約30年前の話ですが、当時「包茎手術」10万円、「パイプカット手術」15万円でした。30年前の手術費用です。物価上昇など考えても ほとんど同じ金額であることは「称賛に値する」設定であると自信を持っています。また世界標準の手術をしていることを勘案しても、極めて妥当であると考えています。

基本的には問題ありません。
九州・沖縄・北海道・四国から飛行機で来院されることも多いです。手術の翌日にメールで術後経過をメールでご報告をお願いしていますが、問題あったというメールはありません。
航空自衛隊のパイロットの方は術後2日目で戦闘機のスクランブルがあり飛行勤務したそうです。当日ハワイに行かれた方、翌日LAまで飛んだ方も問題ありませんでした。
乗り物では「飛行機」より気をつけて頂く必要あるのは「自転車」です。局所の刺激にもなりますので数日は控えて下さい。

シャワーは当日からOKです。ただし創部を濡らさないよう工夫は必要です。湯船には糸が自然に脱落するか、抜糸するまでは入れません。

基本的には、しばらく「おとなしく」して下さい。
スポーツにもよりますが、ウォーキング程度なら翌日からで構いません。
自転車、バイクは数日してからで、ジョギングやスイミングは1週間以上控えて下さい。テニスやゴルフについては、術後1週間・程度で大丈夫です。
格闘技などの激しい運動は、1ヶ月程度避けて頂きます。

術後は化膿止めの抗菌剤や消炎鎮痛剤を5日間服用していただきます。この期間は禁酒です。できれば、その後数日間も控えてください。

基本的には「私一人」です。
大学病院の泌尿器科の医師が手術の手伝いに来ていることはあります。
男性泌尿器科のクリニックですのでその辺は勿論考慮しています。心配ありません。

完全予約制の診療ですので、全くありません。

全くありません。パイプカット手術は精管を切断する手術です。ホルモン臓器である精巣（睾丸）自体を全く操作しません。性欲減退や他の病気の原因になることは全くなく、あるというような表現があったとすれば「風評」です。

セックスは1週間ほど控えて下さい。
マスターベーションは手術当日からでも可能です。

避妊は手術後約1ヶ月後の精液検査の結果が出るまでは確実に避妊して下さい。
手術後、しばらくは前立腺や精嚢に残留した精子が存在しています。精液検査までは解禁できません。

精液は出ます。
術後はその精液に精子が入っていない状態になります。
精液は精嚢や前立腺という臓器で産生されています。一方、精子は精巣で造られます。手術で精液自体には全く影響しませんが、精子がない分 やや薄くなった感じはあるかも知れません。

手術出来ないこと／出来ない可能性はあります。
1. パイプカット手術を一時的な避妊と考えている方。 永久的な避妊法です。
2. 極度の肥満な方。手術が困難なこともあり診察の上決定します。
3. 小児の時の鼠径ヘルニアや陰嚢水腫の手術既往がある方。手術出来ないことがあります。
4. 診察時、精管自体を触れない場合。手術出来ません。
5. 移動精巣の場合。手術出来ないことがあります。
ほとんど手術が出来ないことはありませんが 、年間1〜2件は手術が不可能な症例があります。

費用のお支払いは現金のみです。
クレジットカードやデビットカードなどは取扱っておりません。

当院では手術費用は280,000円（税込）の場合、手術に関する全て含みます。手術 ・麻酔 ・薬 ・術後精液検査全てです。術前の血液検査などありません。
（※諸経費の価格上昇や消費税に応じて手術費用は変動します）

精液検査は必須の検査です。概ね手術後、約1ヶ月で行います。
この検査の結果を確認してパイプカット手術が完了すると考えています。

不可能ではありませんが、極めて難易度の高い手術です。日本でこの手術を専門に行っている医療機関はあまりありません。
「精管・精管吻合術（ふんごうじゅつ）」「精管・精巣上体吻合術」という手術です。当院では行っておりません。
手術後の経過が長い場合、成功率はさらに下がります。復元することを前提にパイプカット手術をすることは絶対にお勧めしません。よく考えて手術を受けていただくことが肝要です。